「 ふるさと納税の話題 」一覧

総務相が返礼品などについて是正策を検討しているとか

今日の日経新聞で見たのですが、

2/14の記者会見で総務相が、ふるさと納税に関して、

「あらゆる課題を一度洗い出し、どのように改善できるか検討する」

と発言したんだとか。

今後、有識者地方自治体の担当者の意見を聞く方針なんだそうで。

 

今更お礼を禁止されると困る自治体が沢山あるでしょうから、

難しいでしょうね。

「返礼品は寄付額の半分以下」とか、

「地元の特産品に限る」などの”指針”を作るのが精一杯でしょう。

みんな抜け駆けするんでしょうけど。

 

ま、コントロールするのは無理ですよ。

自ら上限を2倍に上げてワンストップ特例制度を作ったところで、

結果は見えています。

 

いっそ「一定の役目を果たした」とか言って、

思い切って制度自体廃止します?


H28年のふるさと納税の勝手な総括と今年の戦略

あけましておめでとうございます。

昨年の納税を振り返って反省しつつ、今年の納税計画を立てたいと思います。

 

昨年の傾向を勝手に分析

  1. おびただしい数の特産品が毎日のように追加された。お得な特産品が出ても埋もれてしまうため、知らずに消えていったものも数多し。とにかく数多すぎ
  2. 自治体による特産品競争が加速。次々と量が多いものが登場し、各自治体横並びに。それと同時に品質の低下もみられたような。
  3. 納税者が増え、数量限定のお得な特産品を獲得するのがやや困難に。
  4. 一昨年すぐに品切れになったお得な特産品も、今年はだぶついてかなり残っていました。
  5. 超お得→ダウングレードや、今ひとつ→増量が多かったような。
  6. 総務省が「ダメ」といっても、自治体は従わない。

今年の勝手な予想と計画

  1. 「慌てる乞食は貰いが少ない」、つまりちょっとお得であっても飛びつかなくていいかと。あとからまだまだ新規自治体が参戦してくるでしょう。ただ、超お得だと思ったら急いだほうが。
  2. 超お得な特産品はダウングレード or 消滅することがしばしば。二度とお目にかかれないかも。超お得な特産品とは一期一会です。
  3. 今年は各自治体が横並びに向かうと予想。
  4. 個人的には量を追うのは昨年に増して控えます。今一つなものをたくさん食べるのは辛いものが。
  5. 納税は計画的に。これは二つの意味で。
    1. まずはスタートダッシュしすぎると後が続かない。また、このりんごお得じゃん!と思っても、すでに10kg届くならこれ以上は食えない。予算もないし、指をくわえてみるだけ。
    2. 狭い核家族の我が家に渋滞はきついものが。鳥肉10kgは本当に入らないし、ラ・フランスは完熟です。米は重くておすそ分けに適しません。
  6. 特に「バラ」「ご家庭用」はよく考えてからにします。形や色むらなどは食味に問題がないと思っていいと思いますが、糖度は重要です。同じ自治体に贈答用5kgとご家庭用10kgがあったら、よく見極めて。

予想は外れるかもしれませんが。ただ、知名度を上げてしまった自治体はさほど頑張らないんじゃないかと。都城市とか焼津市以外。彼らみたいに一度大幅に税収が増えてしまうと、いまさら後には引けないでしょう。

今年は早速「石狩市」の「南陽1kg」が気になって寄附してしまいました。あとはゆっくり考えます。

都城市のスタートは1/7土曜日のようですよ。

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「ふるさと納税のあり方を問う」日経新聞の記事より(独り言)

本日の日経新聞に「ふるさと納税のあり方を問う」というタイトルで特集がありました。
愛知県知事の大村氏は
“「豪華な返礼品を全国の自治体が競っている今の姿は非常に問題だ」
税金の浪費でしかない」
「名産品を行政が買い取るのは形を変えた公共事業だ」
「長い目で見ればむしろ地場産業の競争力を弱める」”
と手厳しい意見を述べています。 続きを読む


来年の納税戦略

今年もふるさと納税で本当にいろいろ頂きましたが、来年のために反省点を振り返りたいと思います。

 お得な特産品は見つけ次第納税を!

今年の納税戦線は昨年と比較にならない厳しさで、お得な特産品は一瞬で消えました。稲敷市のあきたこまち25kgや花巻市のアスパラガス1.5kgなど、レアな特産品もいくつかgetできましたが、もっとお得なものがでるかも、と様子を見ているうちに無くなったものもありました。相場以上だな、と思ったものはすぐ申し込む方が良さそうです。

 ラ・フランス7kgやりんご15kgは多すぎました。

果物は腐りかけがおいしいと言いますが、りんごが2か所いっぺんに届くと、15kgとかになって余ります。リンゴはまだ日持ちしますが、ラ・フランスは厳しいです。とうもろこし30本もなかなか大変でした。
来年は5,000円で頂ける自治体を選んだり、時期がずれるように工夫しようと思います。

 納税余力は年末まで少し残そう。

お得な自治体を見つけてしまうとついつい寄附してしまうのですが、年後半によりお得な自治体が出がちです。じっと我慢して取っておくことも必要かと。

 納税は計画的に!

今年はお米の渋滞や冷凍庫に入りきらないといった事態がよく発生しました。特にお米は20kgが多数出ていますので、来年はゆっくり選ぶことにします。

来年は早速元日から納税を開始したいと思います。

水準以上というところは、なくなる前、改悪前に申し込んでおくのが吉です。お得な情報もどんどんupしていきますよ。


「さとふる」の特産品申込み年間ランキングから見るふるさと納税の傾向

「さとふる」に2015年の年間お礼品人気ランキングトップ10が掲載されていましたが、そこから見える「ふるさと納税の傾向」について考えました。

順位  お礼品名  自治体名  寄付額
 1  佐賀牛 切り落とし1kg  佐賀県嬉野市  1万円
 2  【厳選三特品(特特特)】北海道近海産毛ガニ  北海道八雲町  1万円
 3  佐賀牛 ステーキ用450g(2 枚入りセット)  佐賀県嬉野市  1万円
 4  佐賀和牛 バラ肉薄切り1kg(すき焼き用)  佐賀県嬉野市  1万円
 5  作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ12 本入り  岡山県津山市  1万円
6 佐賀牛 すき焼き用1,000g 佐賀県嬉野市 2万円
 7  「春雪ブランド」ハム、ウインナー等11 種類の詰め合わせ  北海道安平町  1万円
 8  北海道産極旨いくら醤油漬け(500g)&鮭ほぐし(600g)セット  北海道鹿部町  1万円
 9  手作りハム(こだわりセット)~安心真心お届け便~  群馬県榛東村  1万円
 10  榛名ポーク焼き肉セット:ロース・肩ロース・バラ合わせて2.5kg  群馬県榛東村  1万円
※「さとふる」より転載

ということで、ここから見える傾向としては以下の4つが挙げられると思います。
①牛肉の人気が高い
②量が重視される
③少量の高級品にも需要あり(毛ガニ、ステーキ肉など)
④豚肉は案外人気が高くない

①牛肉が人気 は納得で、私も今年は牛肉が一番多かったようです。②量重視 は当然です。まず量が多くないと詳細は見ていません。③はわかりますが、私の哲学と違います。④豚肉 はもっと評価されてもいいと思うのですが…。③、④と私が違うのは、我が家の様に特産品を食費の足しにするのか、普段買わないプチ贅沢品ととらえるのか、という事だと考えられます。
おそらくは成長期の子供がいるかとか、DINKSとか、子供が手を離れているとか、家族構成も影響するんでしょうね。あとは料理の技量も・・・(カニは無理)。


山形県天童市から来年のふるさと納税案内メールが届く

山形県天童市から来年のふるさと納税先行受付の案内メールが来ました。

平成28年産さくらんぼの先行受付を1月5日午前9時から、その他フルーツ3月1日午前9時を予定しているとのことで、「ふるさとチョイス」にもアップされていました。

なんとどちらも「火曜日」です。「さくらんぼ」はまだしも、3月1日に募集を開始するであろう超レア人気特産品の「黄金桃5kg」はその日の早い段階に品切れが予測されるのに、平日午前9時はフツーに仕事ですから厳しいですわ。
これはおそらく、我々サラリーマンを9時ピッタリから始まるクリック戦線から追い出して、サーバーダウンを未然に防ごう、という戦略だと思われます。見え見えですが、有効な対策と言えるでしょう。

ま、こちらはスマホで戦う所存ですから、負けませんよ!

今年は前年寄附した鳥取県からふるさと納税を募るお知らせが来ていて、つられて寄附してしまいましたが、今後も自治体による納税者の囲い込みの激化が予想されます。


ふるさとチョイスとダイドードリンコがタッグを組んでふるさと納税に参入

8月1日の日本経済新聞夕刊に書いてあった記事ですが、

「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクとダイドードリンコが手を組んで、ダイドードリンコの自販機の飲料にQRコードで「ふるさとチョイス」のリンクを貼ってそこから寄附してもらおう、という事業を始めるそうです。

ふるさと納税ビジネスでトップを独走していると思われるトラストバンクに新たなマーケティング手法を開発されると、同業他社は大変ですね。

また、「トラストバンクなどは自治体から寄付額の3%を手数料として受け取る」、とめっちゃ生々しく記載してありましたよォィ・・・。てっきり私はもっとマージンとってると思ってましたが・・・。特集○○ye・・・・・・・・・。以前はHPに明記されてましたが、今はさすがに伏せられていますね。

企業はbuisinessでやっていますから、手数料をとることは正当かつ当然です。ただ、国や自治体には寄附という名の税金を徴収するうえでコストが発生して税収が下がっていることに関してはよく考えてほしいものです。

こちらはYahoo!の記事に載っていましたが、楽天もふるさと納税ビジネスに参入したようで。ショッピング感覚でふるさと納税できるように、ということですが、後発組のソフトバンクもかなり苦戦しているようなので、今からの参戦は厳しいんじゃ・・・。やるからには楽天のノウハウでTOPを脅かすように成長するところを見たいものです。

※一部日経の内容を引用しています。


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