総務省は14日、6月から始まるふるさと納税の新制度から
- 大阪府泉佐野市(497億円)
- 静岡県小山町(250億円)
- 和歌山県高野町(196億円)
- 佐賀県みやき町(168億円) ()は昨年集めた寄附額
の4自治体を除外することを決めました。つまり、6月以降にこの4自治体に寄附しても控除は受けられません。ご注意を!
要は”みせしめ”です。えげつないことしますな~。
また、恐ろしいことに、大部分の自治体については来年9月までの参加を認めたものの、
不適切な返礼品を出すなど、寄付集めの手法に問題があった、とする北海道森町や福岡県行橋市など43自治体については今年6~9月の参加は認めるが、素行が悪ければ10月以降は認めねーぞゴルァ!と息巻いているようです。
これでは自治体も総務省の顔色をうかがうだけで、独自色を打ち出すことはできないし、
なにより総務省が『返礼品3割』のお墨付きを与えたわけですから、
各自治体が機械的に3割のお礼を提供し、後は宣伝合戦が始まるわけですよ。
とどのつまり、仲介業者が躍進し、税金がどんどん業者に流れていくわけです。
ここからは私の妄想とお断りしておきますが、
「自治体イチオシのお礼品」とか、「おすすめの返礼品特集」とか、「○○ニュースなどのメルマガ」は全部『金』ですから。
「〇〇市さん、今度メロンの特集組みますが、トップのここに載せると2週間で□□万円で、すみっこぐらしのこっちだと△万です。ただ、トップじゃないとあまりクリックはないっすね~。どうしますか?」
「・・・じゃあ、トップでお願いします。」
「△△村さん、メロンの特集ページ、あとこの2番目で最後ですが、どうします?あの名産地の○○市さんがTOPを取っちゃって、△△村さんに行くはずの分が全部取られそうですよ。昨年並みに寄付を集めるならせめてここには載せておいた方がよさそうですよ。」
「えぇ、そんな!2番目のところお願いします!」
「○○市さんと差別化を図るのに、最新情報も流しておくといいっすよ!一回●万です。」
「(費用がかさむがしょうがない)わかりました。一発お願いします!」
「(みんな切羽詰まっているからな。ぼろいぜ!)」
てな具合ですよ。
愚策ですな。